ぽっかり空いた時間を臼杵駅周辺で過ごしたい。目的別で最適な観光スポットをご紹介します。
大分県は摩崖仏まがいぶつ(自然の巨石や岩壁に彫刻した仏像のこと)の宝庫と言われる。その中でも我が国を代表するのが臼杵摩崖仏。この臼杵石仏は臼杵市深田にあり、平安時代後期から鎌倉時代にかけて谷間に露出した凝灰岩に彫刻された、60体以上の仏像。このうち59体が平成7年(1995)に国宝に指定されている。
浜公園のある佐志生海岸さしうかいがんは豊後水道に向かって東に突き出す佐賀関半島の南岸に位置し、臼杵湾に面するリアス式海岸となっている。臼杵市と大分市(旧佐賀関町)との境界にも近いこの一帯は日豊海岸国定公園に指定されており、1962年(昭和37年)11月3日に選定された大分百景にも選ばれている。浜公園の夏は海水浴場になり、多くの人でひしめきあう。
臼杵の唯一の温泉宿。自然の岩盤をそのまま利用した露天風呂となっており、日頃の疲れを癒すには絶好の場所。宿泊施設となっていて臼杵の名物である旬のとらふぐが堪能できる。
直線約300mの近隣型商店街となっており、九州で一番古く江戸時代に創業し419年続くカニ醤油をはじめ呉服店、カフェ、飲食店などが立ち並ぶ臼杵市の中心に位置する昔を感じるレトロな商店街。サーラ・デ・うすきでは臼杵の旬情報の発信、屋外イベント開催など、さまざまな楽しい場を提供。シーズンは国内外の観光客でひしめき合う。
臼杵の商店街の中心を形成しているのが唐人町、浜町、新町、掛町、横町、本町、畳屋町、田町の八町のこと。この城下町の風情が残る臼杵の八町は戦国武将の大友宗麟おおともそうりん時代から栄えた海外貿易や文化交流の拠点。現在は宿泊施設、飲食店や雑貨店をはじめ、臼杵と西洋の交流を描いたアズレージョタイル(ポルトガルの装飾タイル)で有名な「久家の大蔵」などがある。
大分県と愛媛県に面した豊後水道。特に臼杵湾近海で水揚げされた新鮮な魚介類を味わえる市場。敷地内に隣接した牡蠣小屋テントでは、1カゴ1,000円の牡蠣、その他の海産物を目の前で炭火で焼いて食べられる炭火バーベキューが堪能できる。臼杵駅から徒歩で10分と近く、また臼杵港フェリーターミナルとの中間に位置しており、お土産品を求め大勢の観光客で賑わう場所。
臼杵市江無田えむたにある大型ショッピングセンター。1階の食品売り場は充実しており他にサンドドラッグ、めがねストア、2階は100円ショップから衣料品、と一通りの日用品が揃う。臼杵駅からバスが出ておりサンリブ臼杵下車約15分ほど。
臼杵を知るにはやはり、臼杵市歴史資料館。館内では臼杵市野津町で見つかった縄文時代の土偶や分銅の展示品に始まり、大友宗麟おおともそうりん時代の丹生島城にうじまじょうを拠点に外国との貿易で全盛期から衰退、江戸時代の稲葉藩政時代を経て現代までの歴史を見ることができます。期間限定での展示資料や定期的に開催されるギャラリートークは歴史好きにはたまらない。
ぽっかり空いた時間を臼杵駅周辺で過ごしたい。目的別で最適な観光スポットをご紹介します。