ぽっかり空いた時間を臼杵駅周辺で過ごしたい。目的別で最適な観光スポットをご紹介します。
臼杵駅から西に約5kmほどの距離にある門前地区から末広方面へと南北に山の尾根が連なった中の一つで盛り上がった場所が市民にも親しまれている水ヶ城みずがしろ。この城は、天然の要害を巧みに利用して築いた中世の山城となっている。この城山の山頂までは末広の皿山付近から通じている山道を利用すれば上ることができるが、多くは観光がメイン。中腹に位置しているテレビ塔が建つ展望台まで登り臼杵市内を一望。
江戸時代の天保4(1833)年に臼杵藩の庭園石工の橋本主馬之介がと商人の清水善七の2人が、伊勢参りに行けない人のために伊勢外宮の御祭神である豊受比賣神とようけひめのかみの御分霊を祀って大神宮を創建したのが始まり。木々の間を渓流が流れる様子が、「飛瀑が岩肌にあたって砕け散り、雲龍が玉を争うがごとく落ちては奇岩怪石の間を広く、時には狭く飛沫を上げて疾走する様子がまるで白馬が駆けるようである」とのことから白馬渓はくばけいと呼ばれている。場所は前田地区という山間に位置し、臼杵川上流の支流にある渓谷で、紅葉の名所として知られる。
戦国時代に大友宗麟おおともそうりんにより臼杵城の前進「丹生島城にうじまじょう」が築かれた城跡。日豊本線臼杵駅から徒歩5分の距離にある。現在城郭の主要部分は公園として整備され、石垣、空堀、櫓が現存。また、1586年(天正14年)薩摩(鹿児島県)の島津氏との合戦で使用した大砲「国崩し」のレプリカが展示されている。春にはさくらまつりが開催され、夜ライトアップされた桜と臼杵城址は必見。
浜公園のある佐志生海岸さしうかいがんは豊後水道に向かって東に突き出す佐賀関半島の南岸に位置し、臼杵湾に面するリアス式海岸となっている。臼杵市と大分市(旧佐賀関町)との境界にも近いこの一帯は日豊海岸国定公園に指定されており、1962年(昭和37年)11月3日に選定された大分百景にも選ばれている。浜公園の夏は海水浴場になり、多くの人でひしめきあう。
臼杵湾内にある島で、佐志生海岸からは300mの距離にある。周囲は3km、標高27m、日豊海岸国定公園に指定されている。海水浴場やキャンプ場として有名で、黒島海水浴場は環境省による快水浴場百選に選定されている。また、ウィリアム・アダムス(三浦按針)やヤン・ヨーステンが乗船したリーフデ号が慶長5年3月16日(1600年4月19日)に漂着したとされる地である
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